休日が楽しくなる!沖縄リノベで叶える趣味空間の作り方

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沖縄リノベで“趣味を楽しむ家”が増えている理由

おうち時間が増えた今、暮らし方を見直す人が多い

コロナ禍をきっかけに、家で過ごす時間が増えた人も多いですよね。 その中で、「自分の好きなことをもっと家で楽しみたい」と考える人が沖縄でも増えています。 週末に外へ出かけなくても、趣味を思いきり楽しめる空間を自宅に作る——そんなリノベーションが人気です。

南国の光と風を感じながら楽しむ趣味空間

沖縄の気候は、一年を通して明るく風通しが良いのが魅力。 バルコニーや土間、ガレージなどを活用すれば、風を感じながら趣味を楽しむ空間がつくれます。 屋内と屋外をゆるやかにつなげた空間デザインが、沖縄ならではの暮らし方です。

人気の趣味スペースアイデア

サーフィン・アウトドアグッズ収納を兼ねた土間スペース

沖縄では、サーフィンやキャンプなどアウトドア好きの方が多く、人気なのが「土間リノベーション」。 玄関からそのままボードやテントを置けるようにしておくと、片付けもスムーズ。 床はモルタル仕上げやフロアタイルを使えば、水にも強くお手入れ簡単。 費用の目安は100〜200万円ほどです。

音楽・映画を楽しむ防音ルーム

自宅でギターを弾いたり、映画をゆっくり楽しみたい方には防音リノベがおすすめ。 壁や天井に吸音材を入れ、防音ドアを設置することで、家族や近隣への音漏れを防げます。 沖縄ではコンクリート造が多いため、構造的にも音響効果を得やすいのがメリット。 リノベ費用は150〜300万円が目安です。

書斎・ワークスペース兼ホビールーム

最近は「仕事+趣味」を両立できる書斎リノベも人気です。 小さな一部屋をリノベして、デスク・棚・趣味スペースをまとめると、コンパクトながら心地よい空間に。 木目とホワイトを基調にすれば、長時間いても疲れにくいリラックス空間になります。

ガレージ+趣味空間(バイク・自転車など)

沖縄ではバイクや自転車を楽しむ方も多く、ガレージリノベの人気が高まっています。 車両整備用の工具棚や、趣味スペースを併設した「半屋外空間」が理想。 RC造の強みを活かして、耐久性のある床・金属製ラック・換気扇付きの設計にするのがポイントです。

沖縄ならではの工夫ポイント

湿気・塩害から趣味用品を守る収納計画

沖縄の高湿度と潮風は、趣味用品の大敵です。 木製ギターや金属パーツの錆びを防ぐためにも、収納内に換気口を設けるか、除湿器を内蔵しておくのが安心。 また、サーフボードやキャンプ用品は、通気性を確保しながら収納できる棚や吊り収納が便利です。

採光と通風を取り入れた心地よい空間演出

趣味の時間を快適にするためには、光と風の流れも大切。 吹き抜けや高窓を取り入れて自然光を取り込み、昼間は照明を使わずに過ごせる設計に。 通風ラインを意識して窓を配置すると、作業中も涼しく快適に過ごせます。

断熱+換気で“暑すぎない”空間を実現

夏場のガレージや書斎は熱がこもりやすいので、断熱材と換気システムを取り入れるのがポイント。 屋根断熱や遮熱塗料を使うと、室温上昇を抑えられます。 RC住宅なら、外壁の遮熱塗装+天井ファンで体感温度を下げる方法もおすすめです。

費用と工期の目安

部分リノベ(趣味スペース造作)100〜300万円

一部屋を趣味空間にする場合、造作家具や照明調整を含めて100〜300万円が目安です。 配管工事や防音施工が必要な場合は、やや費用が上がることもあります。

フルリノベ(間取り変更+断熱改善)1,000万円〜

家全体を趣味中心の設計にする場合は1,000万円〜。 リビングと土間をつなげたり、ガレージを増築するようなプランもこの規模になります。 断熱や防音も同時に改善できるため、長く快適に使える空間になります。

設備費・防音・収納の追加コストに注意

趣味スペースでは、照明・換気・収納の追加費用が意外とかかります。 特に電気配線や空調を増やす場合は、10〜50万円ほど上乗せされることも。 初期のプラン段階で「必要設備」と「優先順位」を整理しておくと安心です。

まとめ|好きなことを楽しむ家で、休日がもっと豊かに

好きな趣味を家の中で楽しめると、暮らしの満足度は一気に高まります。 沖縄の自然を感じながら過ごせる趣味空間は、毎日のリフレッシュにもぴったり。 リノベで「自分らしい楽しみ方」ができる家をつくって、休日をもっと豊かにしてみませんか?

この記事を書いた人

喜納 あつきのアバター 喜納 あつき デザイナー・SNSマーケター

ドレスショップRÉVIAを経営しながら、SNSやブランドの企画・運用、ディレクションなど幅広いクリエイティブ業務に携わる。発信設計や世界観づくりを得意とし、沖縄県内の複数企業へのSNS運用支援やコンテンツ制作にも従事。STADIUM株式会社の立ち上げ時から参画し、現在はSNS戦略からデザイン監修、空間づくりまで、想いや価値を“伝わるカタチ”にするための企画・表現を担当。テクノロジーと建築・不動産を掛け合わせ、沖縄から新しいライフスタイルと住まいの在り方を発信し、社会に変化を生み出すことを目指している。

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