沖縄で人気のインダストリアルスタイルリノベーション

沖縄の暮らしに取り入れやすく、最近人気を集めているのが「インダストリアルスタイル」のリノベーション。カフェ風やショップ風の空間に憧れる人から注目されていて、RC住宅が多い沖縄とも相性が良いのが特徴です。ここでは、その魅力や人気の理由、具体的なアイデアと費用相場を紹介します。
目次

インダストリアルスタイルリノベとは?

無骨でヴィンテージ感のあるデザイン

インダストリアルは「工業的」という意味。むき出しの素材やヴィンテージ感のある家具を取り入れることで、無骨さの中におしゃれさを感じられるデザインです。

アイアンやコンクリートを活かす

鉄やコンクリート、レンガなどをそのまま活かすのが特徴。特にコンクリート壁の現しや、アイアンフレームの家具が人気です。

シンプルで機能的な空間

余計な装飾を排除し、必要なものだけを置くシンプルさが魅力。見た目だけでなく、暮らしやすさにもつながります。

沖縄でインダストリアルリノベが人気の理由

カフェ風・ショップ風にしたい層に人気

「おしゃれなカフェのような家に住みたい」という声は沖縄でも多く、インダストリアルはそのイメージにぴったり。リノベで取り入れやすいのもポイントです。

RC住宅との相性が良い

沖縄は台風や湿気に強いRC(鉄筋コンクリート)造が主流。インダストリアルのコンクリート現しは、RC住宅の特徴をそのまま活かせます。

開放的な空間づくりに向いている

壁を取り払って広い空間にしたり、天井を高く見せたりするのも得意なスタイル。沖縄の明るい日差しや風通しと相性抜群です。

インダストリアルリノベの人気アイデア

コンクリート現しの天井・壁(50〜150万円)

既存のクロスを剥がしてコンクリートを現すだけで、雰囲気が一気に変わります。費用は50〜150万円ほどが目安です。

アイアン×木材の組み合わせ家具

鉄のフレームに木材を組み合わせたテーブルや棚は、インダストリアルの定番。家具を選ぶだけで空間がグッと引き締まります。

ヴィンテージ照明で雰囲気UP

裸電球やアンティーク調のペンダントライトを取り入れると、より無骨でおしゃれな印象に。照明計画が雰囲気づくりのカギです。

オープン収納でラフな暮らし

見せる収納を取り入れると、ラフで自由な暮らしを演出できます。お気に入りの食器や雑貨を並べるのも楽しいポイントです。

費用相場と注意点

部分リノベ(50〜200万円)

壁や天井の仕上げを変える程度なら50〜200万円程度で実現可能。比較的取り入れやすい価格帯です。

フルリノベ(1,000万円〜)

住まい全体をインダストリアルに統一する場合は1,000万円〜が目安。間取り変更や素材選びによって費用は変わります。

配管・配線をデザインに活かす工夫

インダストリアルでは、配管や配線を隠さず見せることもデザインの一部。ただし、施工時には安全性やメンテナンス性に配慮が必要です。

まとめ|インダストリアルリノベで沖縄の暮らしをおしゃれに

インダストリアルスタイルリノベは、無骨でヴィンテージ感のある空間を演出でき、RC住宅が多い沖縄とも好相性。部分リノベからフルリノベまで、予算やライフスタイルに合わせて取り入れることで、カフェ風でおしゃれな暮らしが実現できます。

この記事を書いた人

喜納 あつきのアバター 喜納 あつき デザイナー・SNSマーケター

ドレスショップRÉVIAを経営しながら、SNSやブランドの企画・運用、ディレクションなど幅広いクリエイティブ業務に携わる。発信設計や世界観づくりを得意とし、沖縄県内の複数企業へのSNS運用支援やコンテンツ制作にも従事。STADIUM株式会社の立ち上げ時から参画し、現在はSNS戦略からデザイン監修、空間づくりまで、想いや価値を“伝わるカタチ”にするための企画・表現を担当。テクノロジーと建築・不動産を掛け合わせ、沖縄から新しいライフスタイルと住まいの在り方を発信し、社会に変化を生み出すことを目指している。

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