沖縄で叶える収納付き造作家具リノベーションの魅力

沖縄の家は、広いようで意外と収納に困ることが多いんです。子どもの荷物や趣味の道具、日用品でどんどん物が増えていく。賃貸の頃はなんとかしていたけれど、持ち家になると「収納が足りない…」という悩みはよく耳にします。そこで注目されているのが、収納付き造作家具のリノベーションです。
目次

沖縄で収納付き造作家具リノベが注目される理由

限られた空間を有効活用できる

既製品の家具ではサイズが合わないことも多いですが、造作家具なら空いたスペースにぴったり収まります。梁や柱を避けた設計も可能で、デッドスペースを減らして快適に暮らせます。

湿気対策を兼ねた設計が可能

沖縄は湿気が多く、収納内部がカビやすいのが悩み。造作家具なら通気口を設けたり、防湿合板を使ったりと、設計段階で湿気対策を盛り込めます。既製品よりも長持ちしやすいのも魅力です。

デザインと実用性を両立できる

収納とデザインを一体化できるのも造作家具の強み。リビングの壁面収納やキッチンカウンターは、収納力を上げながらインテリアとしても空間に馴染みます。生活感を隠しておしゃれな雰囲気を演出できます。

人気の収納付き造作家具リノベアイデア

壁面収納一体型テレビボード(50〜150万円)

テレビまわりはどうしても物が多くなりがち。壁面一体型の収納にすれば、コードや小物をすっきり隠せます。費用は50〜150万円ほどで、空間全体の統一感も出せます。

ベッド下収納・小上がりスペース(30〜100万円)

寝室や子ども部屋では、ベッド下を収納として使うのが人気。小上がりを作れば、下部収納+くつろぎスペースの一石二鳥。費用は30〜100万円程度です。

キッチンカウンター一体型収納(50〜120万円)

料理道具や調味料はもちろん、家族の小物もまとめられるカウンター一体型収納。費用は50〜120万円程度で、ダイニングとの動線もスムーズになります。

デスク+本棚一体型造作家具

リモートワークや子どもの勉強スペースに人気のスタイル。本棚とデスクを一体化すれば、省スペースながら収納力と作業効率がぐんと上がります。

費用相場と注意点

オーダーメイドならではの価格帯

造作家具はオーダーメイドなので、既製品よりも費用は高め。小規模な造作で30万円〜、大型の壁面収納では150万円を超えることもあります。

素材選びで湿気・塩害対策を必須に

湿気や塩害で木材や金具が傷みやすい沖縄。防湿合板やステンレス金具を使うなど、素材選びは慎重に。見た目だけでなく耐久性を考えた設計が必要です。

可動式より固定式は自由度に制約あり

造作家具は空間にぴったり作れる反面、固定式が多く模様替えが難しいデメリットも。将来の使い方を見据えてプランを立てるのがポイントです。

沖縄特有の造作家具リノベ工夫

防湿合板やステンレス金具を使用

湿気で膨張しやすい合板や錆びやすい金具は避けたいところ。防湿合板やステンレスを使えば、沖縄の気候でも長持ちします。

風通しを考えた設計でカビを防ぐ

クローゼットや収納内部に換気口をつけるだけでも湿気対策になります。特に海に近いエリアでは通気性を意識することが欠かせません。

リゾート感ある素材でデザイン性UP

沖縄らしいリゾート感を出すなら、木目やラタン、ガラス素材を取り入れると雰囲気が出ます。造作家具だからこそ、インテリアの一部として調和させることができます。

まとめ|収納付き造作家具リノベで沖縄の暮らしを快適に

収納付き造作家具リノベは、沖縄の暮らしに合わせて実用性とデザイン性を両立できるのが魅力。湿気や塩害に強い素材を選び、通気性を考えた設計を取り入れることで、長く快適に使える収納スペースが実現できます。自分たちの生活スタイルに合わせた造作家具を取り入れて、すっきり快適な住まいをつくりましょう。

この記事を書いた人

喜納 あつきのアバター 喜納 あつき デザイナー・SNSマーケター

ドレスショップRÉVIAを経営しながら、SNSやブランドの企画・運用、ディレクションなど幅広いクリエイティブ業務に携わる。発信設計や世界観づくりを得意とし、沖縄県内の複数企業へのSNS運用支援やコンテンツ制作にも従事。STADIUM株式会社の立ち上げ時から参画し、現在はSNS戦略からデザイン監修、空間づくりまで、想いや価値を“伝わるカタチ”にするための企画・表現を担当。テクノロジーと建築・不動産を掛け合わせ、沖縄から新しいライフスタイルと住まいの在り方を発信し、社会に変化を生み出すことを目指している。

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